キリストの墓がある戸来村に伝わる話について
オカルトブームや、竹内文書の存在によってメディアに取り上げられ、情報として正しいのかその真偽はわからないが、作り話にしてもかなり手の込んだものになっている、それが、この新郷村は合併前の村の名前が戸来(へらい)と呼ばれる村であり、新郷村のホームページに記載されているが、へらいの地名はヘブライから来ているといった説なども実しやかにささやかれている様である。また、この地にはキリスト教徒は全くおらず、先祖代々キリスト教に関わったものがいないといった点もある。
また、子供を初めて外に出す際には墨で額に十字を書く習わしや父親の事をアヤ、ダダと呼び、母親をアパ、ガガと呼ぶ風習もあるそうだ。
日ユ同祖論の記事を書いた際にもユダヤの事を取り上げたが、日本の神社などでも目にすることのある、ダビデの星がこの地域では代々家紋として取り扱う家系もある様だ。
言い伝えと言うかイベント色の強い話ではあるが、キリストの墓では、毎年6月の第一日曜日にキリスト祭と言うものが執り行われており、所謂奇祭と呼ばれる扱いのものである。
そのキリスト祭の最後のプログラムには十字架を囲んでの盆踊りであり、その音楽の元がナニャドヤラと呼ばれる民族音楽なのだが、戸来特有のものではなく、青森県南部から岩手県北部そして秋田県鹿角地方の南部で伝わる者の様だ、そもそも歌詞の意味が意味不明であり、研究者の興味をそそるものとなっている様だ。
ナニャド ナサレテ ナニャドヤラ ナニャドヤレ ナサレデ ノーオ ナニャドヤレ ナニャドヤラヨー ナニャド ナサレテ サーエ ナニャド ヤラヨー ナニャド ナサレテ ナニャドヤラ ナニャド
ただ、真偽はこちらもわからないが、キリスト祭でのナニャドヤラを行う際は、歌詞についてヘブライ語で読むと神を称える歌であると紹介されるそうだ。
なんとなく、アイヌ民族の歌にも聞こえるのはわたしだけだろうか?
コメント