皆様こんにちわ!今回は以前SNSで人間選別??青森にある通信傍受の事実と情報規制 エシュロンと金盾でご紹介いたしました、アメリカ政府による大規模な情報収集活動を暴露しアメリカから容疑者として追われているエドワード・スノーデンがメディアのインタビューを受けました。その内容をご紹介いたします。
過去の都市伝説的ニュースもご確認ください。記事の最後にはタイトル別に分けておりますのでそちらからもご確認いただけます。
スノーデンがフランスへの亡命を希望【ニュース1】
アメリカ合衆国政府による大規模な情報収集を2013年にリークした元NSA.CAI職員のエドワード・スノーデンは現在は亡命しロシアで生活している。
スノーデンはアメリカでは容疑者として扱われる反面、プライバシー擁護の観点で庶民からは称賛される存在でもある。しかし、アメリカ政府としては国家機密を外部に露呈し危険にさらしたスパイ罪などで提訴されており、有罪として扱われた場合数十年に渡り禁固刑を受ける可能性があると言います。
そんなスノーデンは14日に受けたインタビュー内でフランスへの亡命を希望していることがわかりました。フランスへの亡命はロシアへ渡った際に20か国への亡命申請を行っていた中の一つである。
フランスへの亡命申請は2013年に申請を行っており、2013年当初のフランス大統領フランソワ・オランド時代には叶わなかったが、現フランス大統領エマニュエル・マクロン体制に期待しているとの事。
インタビューに関してスノーデンは次のように語っている。
『我々が暮らしている体制にいささか疑問である。内部告発者を保護することは敵対的行為ではない』
『アメリカの内部告発者が意見を聞いてもらえる機会がある唯一の場所が欧州ではなくロシアであることが最も残念である』と語ったという。
スノーデン新著発売と米政府の動き【ニュース2】
そんなスノーデンは9月17日に単独では初めてとなる著書【Permanent Record】を出版しました。この書はスノーデンの回想録であり、国家機密の監視プログラムに関わる内容が含まれており、アメリカ政府は機密保持契約に違反したとし、訴訟をお越し、収益の差し押さえ、講演の禁止を求めたものである。
この事を踏まえてスノーデンは次の様にツイッターに書き込みを行った。
米国政府が私の新しい回顧録の出版を罰しようとする訴訟を起こしてから数時間後、 #PermanentRecord 、政府が読みたくない本そのものが、世界で最も売れている本になりました。すばらしい本が販売されている場所ならどこでも入手可能です。
Hours after the United States government filed a lawsuit seeking to punish the publication of my new memoir, #PermanentRecord, the very book the government does not want you to read just became the #1 best-selling book in the world. It is available wherever fine books are sold.
— Edward Snowden (@Snowden) September 17, 2019
残念な事に、日本語版はまだ発売されていませんが、英語の堪能な方は是非読んで頂きたい。
スノーデンに関するニュースは非常に触れにくい内容であり、賛否あると思いますが、スノーデンと言う人の人柄はとても興味があり、個人的には応援しています。
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